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2017.7.21

立花諒 舞台「愛の眼鏡は色ガラス」出演!!


笛井事務所第9回公演「愛の眼鏡は色ガラス」に立花諒が出演します!!


「愛の眼鏡は色ガラス」

作:安部公房 演出:山崎洋平(江古田のガールズ)

日程:2017年9月15日(金)~17日(金) 
会場:あうるすぽっと
助成:独立行政法人  日本芸術文化振興会

 

出演:埜本幸良(範宙遊泳) 木場允視(文学座) 池田のぞみ ナカムラユーキ 立花諒 
玉川龍星  高橋初香 宮下泰幸 佛淵和哉 佐野剛(江古田のガールズ)
武島龍児 後藤祥子  藤川三郎(文学座)奥村飛鳥

 

【タイムテーブル】

9月15日(金)   14:00/19:00

  16日(土)   13:00/18:00

  17日(日)   13:00


その他詳細は公式サイトへ→https://www.theater-officefey.com/next/

 

「愛の眼鏡は色ガラス」は1973年に発表され、同年、安部公房スタジオ 第1回公演、又、西武劇場(現・パルコ劇場)の柿落とし公演として 安部氏自身の演出によって初上演された作品です。劇団は華々しいデビューを飾り、 作品自体も米コロンビア大学名誉教授であったドナルド・キーン氏から 好評価を得るなど、演劇界に新風を巻き起こしました。しかし、初演以降、 目立った再演は行われず、笛井事務所第6回公演で実に43年振りの再演を果たしました。 その難解さから、安部公房の戯曲としてはあまり名を上げなかった本作ですが、 精神病院を舞台にした濃密な会話劇で、人間の持つ常識・非常識という感覚を 正気と狂気に置き換えて描いており、それらが編み出した混沌とした世界が 人間をどこへ導くかを巧妙に暗示しています。 戦後日本文学を通して現代社会の姿を見ることをテーマに活動を始め、 今年で立ち上げから5年目を迎える笛井事務所では、これまで「友達」 「棒になった男」など、特に安部作品にこだわりを持って上演してきたため、 あうるすぽっと初進出という記念すべき公演に本作を選びました。 今公演では戯曲のテーマを確実に捉えた上で今日性とのリンクも深く探ろうと、 昨年からカンパニーも一新し、演出には“江古田のガールズ”の山崎洋平氏を迎えます。

 

 【あらすじ】

正気と狂気が交差する精神病院。患者たちはそれぞれの問題と向き合い、

医者らも患者と向き合う。その姿は一見普通の病院の様だが、彼らには

❝あるべき堺❞が無かった。

 医者のような患者、患者のような医者、正気を演じる者、狂気を演じる者。

まるで社会のブラックホールのような空間へ、突然全共闘の学生が入り込んで来たことで

常識は形を変え始める。